グローバルダイヤモンドは単なる商社ではありません。
お客様にとって「最適な品質の砥粒」を安定供給するために、自社での最新検査機器導入を積極的に進めております。得られたデータは受入れ品質確認のみならず、定期的にトレンドとしてメーカーにフィードバックされ、より高い品質目標のために製造現場で活かされます。
以下の検査機器を本社に揃え、自社による受入・出荷検査を確立しております。標準検査に限らず、お客様のアプリケーションによっては、検査頻度を上げ、検査条件(装置、測定条件、頻度、合否基準)を取り決めることも可能です。こういった検査のカスタマイズにより、お客様側での受入れ検査の負担を減らし、ワンストップで安心してお使いいただける商品が供給できます。
外観検査 | 工業用実体顕微鏡(Olympus BXiS)、走査型電子顕微鏡(日本電子 JCM-7000)、画像解析粒子測定装置(Malvern Morphologi 4-ID) | |
粒度検査 |
電磁式ふるい分け振とう器(Octagon Digital)、 電成ふるい、レーザー回折式粒度測定器(Malvern Mastersizer3000)、電気的検知帯法精密粒度測定器(Multisizer 4e)、 動的光散乱式粒子径測定器(Nanotrac WAVEⅡ-EX150)
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粗粒検査 | 画像解析式粒子測定装置(Malvern Morphologi 4-ID)、 電気的検知帯法精密粒度測定器(Multisizer 4e) | |
元素分析 | EDS(エネルギー分散型X線分光器)搭載電子顕微鏡(日本電子 JCM-7000) | |
その他 | 嵩比重測定器、インパクトテスター(CYCJ-04A) |
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レーザー回折式粒度測定器 | ![]() |
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レーザー回折式粒度測定器 | 卓上走査型電子顕微鏡 |
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レーザー回折式粒度測定器 | ![]() |
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画像解析式粒子測定装置 | インパクトテスター |
取引のある製造工場には、最低でも年に1度は現場に訪問し、品質管理の状況を査察しています。
また、特別なお客様向けのカスタム工程がある場合は、その作業が確実におこなわれているか、記録と現場のAuditを実施しています。
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メーカーISO14001 | ![]() |
メーカーISO9001 | ![]() |
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メーカーISO14001 | メーカーISO9001 |
弊社の受入れ検査で仕様を満足できない製品は、メーカーに送り返され、製造メーカー取得のISOの不適合処置に則り、原因と是正処置を要求し、その書面が十分でない場合は、早急に現場に赴き解決を図っています。
また万が一、お客様納入後にクレームが発生した場合は、社内保管している出荷サンプルで御指摘いただいた内容を即時に確認させていただき、まずは弊社の豊富な在庫から代替納入を迅速におこない、お客様の製造工程への影響を最小限にすることを第一に取り組んだ上で原因究明を進めてまいります。
弊社は従来の砥粒検査・評価法にとらわれることなく、新しい検査装置の導入や評価方法を積極的に取り入れ、ユーザー様を含め業界に貢献したいと考えております。そのため、学術講演会の参加や装置メーカーとの定期的な情報交換をはかっております。
また導入した装置を使った独自の受入れ社内基準を設けメーカーと情報を共有することで、製造側にも検査の重要性はもとより、新しい機器の導入を促しております。
例えば、従来は検査員の写真判定であった形状確認を、画像解析を用いた客観的な数値判定に切替え、品質の安定化に努めております。
(評価例:画像解析を用いて何十万の粒子形状を測定することで、形状特性の数値化が可能 )