お客様 各位
新年あけましておめでとうございます。 昨年中は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
旧年はコロナ禍からの日常を取り戻し、インバウンド需要の急回復を相まって街中が活気で溢れてきたものの、ロシアのウクライナ侵攻に続くパレスチナ問題が発生し、混沌とした世界情勢が続く年でした。また23年末にかけて落ち着いてきたものの、輸入卸業としては為替に基づく円販売価格について、国内のお客様にご協力を仰ぐことが多い年でありました。
しかしながら、そのような状況においても新規工具向けや新素材案件、また他社従来品からの置き換えとして弊社商品の検討や御採用をいただけたことに、改めて感謝を申し上げます。
昨年の当社新規設備としては、ナノサイズ砥粒の粒度分布評価のため動的光散乱式(DLS)粒度分布測定器を導入し、昨今需要が高まっているダイヤモンドスラリー用途としてのパウダー評価が迅速に対応できるようになりました。また社内業務システムを順次更新・クラウド対応にすることでバックオフィスの効率化と災害時の対応を進めてまいりました。
さて、2024年は以下のことを当社は重点的に取り組んでまいります。
*JISメッシュサイズをさらに細分化した新基準製品の展開(継続)
*砥粒耐熱評価試験機の導入(24年夏頃に導入予定)
*社内検査室増床(24年夏頃予定)
*高靭性・粗サイズのCBN砥粒新製品開発
昨年は初めてとなる海外展示会として、タイ・バンコクにおいてMetalex2023へ出展いたしました。当社ブースへの来場者は10社に満たない数でしたが、内容の濃い商談を現地企業の方々と交わす貴重な機会となり、日本のアプリケーションとは異なるものの、製造業における超砥粒の重要性と再認識いたしました。今後はASEAN向けを始めとして、海外のユーザー様にとってもわかりやすい資料を準備し、リーズナブルな価格で製造業の力になれるよう精進してまいります。
また昨今多くお問合せをいただくBCPに関しては、混とんとした世界情勢を鑑みて、「明日は我が身」と捉え、お客様にとって長く安心して商品をお使いいただけるよう在庫や保管場所の検討など備えるとともに、積極的な情報公開に基づき、技術・品質・供給・価格において「頼りになるグローバルダイヤ」を目指してまいります。
最後になりますが、貴社ならびに従業員様の健康とご発展を祈念するとともに、 本年も一層のお引き立てを賜りますようお願い申し上げます。
2024年1月4日
株式会社グローバルダイヤモンド
代表取締役社長 小杉 剛
グローバルダイヤモンドについて
グローバルダイヤモンドでは、お客様が現在お使いのダイヤモンド、CBN砥粒に関する課題や問題点を、以下の3つの切り口から解決・提案を図ります。カタログからのセレクト購入だけではなく、カスタマイズ対応で、お客様と一体になり、よりよい最終製品へのお手伝いをご提案します。
- 現在お使いの砥粒についての評価とご提案
- 特殊メッシュサイズ対応
- 精密粗粒カット
グローバルダイヤモンドの特長を見る
受託分析も承ります
砥粒の受入検査を自社でおこなってきた専門メーカーならではの豊富なデータと実績をもとに、お預かりしたサンプルを受託分析いたします。
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