お客様 各位
新年あけましておめでとうございます。 昨年中は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
旧年はインバウンド需要で街中には活気で溢れているものの、エネルギーコストや人手不足による物価上昇により、業種や地域によって景気の良し悪しに濃淡を感じた方が多いと思います。為替はマイナス金利の終焉により秋にかけて円高へ振れるも24年末には157円程度の円安に回帰し、日本の国力や経済に弱含みを感じざるを得ませんでした。
しかしながら、そのような状況においても新規工具向けや新素材案件、また他社従来品からの置き換えとして弊社商品の検討や御採用をいただけたことに、改めて感謝を申し上げます。
昨年当社は年々増えていく検査機器のスペース確保のため検査室の増床と、在庫製品を効率的に管理するためバックヤードの改装を実施いたしました。また新規設備としては、電気的検知帯法精密粒度測定器(Multisizer 4e)を導入し、粗大粒の迅速な検査やナノサイズダイヤ粉末製品を複合的な粒度評価ができるようになり、お客様が得られた工具性能評価と砥粒評価の関係性を議論するうえで大いに役立っております。
さて、2025年は以下のことを当社は重点的に取り組んでまいります。
*JISメッシュサイズをさらに細分化した新基準製品の展開(継続)
*砥粒耐熱評価試験機、砥粒磁気測定器の導入
*電着向けダイヤ製品の精密選別の内製化検討
*工具分野以外での単結晶ダイヤ拡販取組み
昨年は2回目となる海外展示会で、タイ・バンコクにおいてMetalex2024へ出展いたしましたが、内容の濃い商談を現地企業の方々と交わす貴重な機会となり、日本のアプリケーションとは異なるものの、製造業における超砥粒の重要性と再認識いたしました。今後はASEAN向けを始めとして、海外のユーザー様にとってもわかりやすい資料を準備し、リーズナブルな価格で製造業の力になれるよう精進してまいります。
また昨今多くお問合せをいただくBCPに関しては、混とんとした世界情勢を鑑みて、「明日は我が身」と捉え、お客様にとって長く安心して商品をお使いいただけるよう在庫や保管場所の検討など備えるとともに、積極的な情報公開に基づき、技術・品質・供給・価格において「頼りになるグローバルダイヤ」を目指してまいります。
最後になりますが、貴社ならびに従業員様の健康とご発展を祈念するとともに、 本年も一層のお引き立てを賜りますようお願い申し上げます。
2025年1月6日
株式会社グローバルダイヤモンド
代表取締役社長 小杉 剛
グローバルダイヤモンドについて
グローバルダイヤモンドでは、お客様が現在お使いのダイヤモンド、CBN砥粒に関する課題や問題点を、以下の3つの切り口から解決・提案を図ります。カタログからのセレクト購入だけではなく、カスタマイズ対応で、お客様と一体になり、よりよい最終製品へのお手伝いをご提案します。
- 現在お使いの砥粒についての評価とご提案
- 特殊メッシュサイズ対応
- 精密粗粒カット
グローバルダイヤモンドの特長を見る
受託分析も承ります
砥粒の受入検査を自社でおこなってきた専門メーカーならではの豊富なデータと実績をもとに、お預かりしたサンプルを受託分析いたします。
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